
今朝、なぜか「モノリス」
という言葉が浮かびました。
「モノリス」といって思い浮かぶのは
『2001年宇宙の旅』です。
映画に突如出現する
「モノリス」なる人工物。
これは一体何なのか謎に満ちています。
この映画は難解な作品で有名だそうです。
わたしも一度観たことがありましたが、
まったく意味不明でした(^▽^;)
でも、今ならなんとなく
この映画に込められたメッセージが
ほんの少しだけわかるような気がしたんです。
神武天皇聖蹟盾津顕彰碑(筆者撮影)
モノリス(英語: monolith)とは、
建築物や遺跡の内で配置された単一の大きな岩や、幾つかの山々のように一枚の塊状の岩や石から成る地質学的特徴を表すものである。一枚岩(いちまいいわ)ともいう。ウィキより。
以下『2001年宇宙の旅』よりモノリスが登場したシーン。

地球にはサルしかいなかった時代に
モノリスが突如出現。

モノリスの出現以後、
サルは骨を道具として使い始める。

人類が月に行けるようになった時代、
月でモノリスと遭遇する。

この時人類にとってモノリスは
未知の存在でしかなかった。

老いた主人公のいまわの際に、
モノリスが出現。

エネルギー体のみとなり
物質を持たなくなったのが宇宙人の正体。
しかし人工的な神をつくることで
直接的に人類の進化を操っていたのは
人工的な神=宗教の神だった。

モノリスとは人類を進化へと導く
宗教(人工)の神だった。

老人は胎児に変化し、

新人類(スターチャイルド)として
生まれ変わっていた。

人類の進化を導いてきたのはモノリス。
地球外から人類の神として
物質化したのがモノリスだった。
両極を束ねる術を与えられていたのは人類だった。
被験者でありながら、
進化への主導権は人類にあったのだ!
つまり神は脇役にすぎなかった。

コードは遺伝子。
創造神と情報を共有することができるための鍵。
その鍵は
自我から愛へ意識変換することにより
解凍されるしくみ。

進化への道は神化への道だった。
神武天皇聖蹟盾津顕彰碑(筆者撮影)
神武天皇の顕彰碑は
モノリスだった!!
難解で有名な『2001年宇宙の旅』を
町山智浩さんが解説されています。
これは慧眼!
AIが人類を超えるのか人類が
神として進化するのか。
まさにわたしたちは
実験の被験者だったのです。
SF作家や映画監督は
人類の未来を見ていたのですね。
紀元2600年記念行事で建てられた
神武天皇顕彰碑は巨大で
モノリスと同じくらい大きいのですよ。
天孫族の存在価値が改めて
深められたような気がします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
映画って、本当にすばらしいですね。