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天皇とダークサイドに葬られた鬼たち

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魂のなかには


すべての記憶がある。


本来の関係、


誕生、意味。


けれども


この原初の図面は、


曇り、


忘れられたまま、


魂のなかで眠っている。


しかし


完全に消滅はしない。


闇に隠された


覚醒への暗示、


憧れがなければ、


決して目覚めることは


ないだろう。


F・W・シェリング『世界の年齢』より


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『もののけ姫』パンフレットより


今朝、YouTubeで音楽を聴いていたら

『もののけ姫』が流れて来ました。

米良さんが歌うその曲を聴いて、

またもや涙があふれてしまい、

朝っぱらから泣いてしもたのでした。

*何回泣くねん!( ;∀;)/自分ツッコミ

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『もののけ姫』パンフレットより

天皇即位礼の儀式があってから、

天皇への関心が日本中で高まっています。

実は、

華々しい表の世界には裏が隠されています。

世界最古のこの国には、

語られないダークサイドも

数存在していたのです。

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徳仁天皇は、

世界中に天皇を知らしめ、

日本国と日本国民統合の象徴としての

つとめを果たすことを宣言されました。

このことにより、

天皇と対になる「彼ら」の存在をも

表に出すことが必要だと観じたので

書かせていただくことにしました。



『もののけ姫』の主人公アシタカヒコの

モデルはナガスネヒコといわれています。

時代背景は室町時代。

朝廷に敗れ、辺境の地に追いやられた

誇り高きエミシの王子という設定です。

ナガスネヒコの子孫がアテルイです。

アシタカは呪われた

アンチヒーローの主人公なのです。

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『もののけ姫』アシタカヒコ

東北にはアテルイをリーダーとする

日高見国がありましたし、

関東以西にはサンカと呼ばれた

原日本人の文化を守り続けた

さすらいの民もいました。

その他、熊襲や隼人など

多くの民族が棲み分けていました。

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『もののけ姫』パンフレットより

天皇を中心とした中央集権制は、

唐にならった政治体制でした。

しかし日本には古くから

土着の民族が多数存在しており、

すべての民族が律令制に

従ったわけではありませんでした。

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『アテルイ平安朝廷とたたかった東北の英雄』


天皇による統一国家を実現するためには

彼らを帰順させなければなりません。

それは武力をもって実行されました。

彼らが平和に暮らしていた土地を

朝廷に奪われなければならない理不尽さに

抵抗するのは仕方のないことでした。

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神武天皇以来、統治の方法論は

権力と武力で人々を支配することでした。

しかし縄文の暮らしを守ってきた

アテルイたちによる国造りは

リーダーが率先して行動するといった

正反対の方法論でした。

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桓武天皇と対立したアテルイ率いる

東北の民は、鬼の姿に描かれたことで

天皇の言うことを聞かない恐ろしい人々

というレッテルを貼られ、

「鬼退治」という大義名分の下

蝦夷討伐が正当化されてしまいました。

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朝廷は人民には権力に物を言わせ、

武力で脅せば簡単にひれ伏す目算が、

アテルイには全く通用しませんでした。

それどころか

朝廷軍よりもはるかに少数の部隊に

ことごとく敗れ続けたのでした。

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『アテルイ平安朝廷とたたかった東北の英雄』


アテルイはアラハバキの神を祀っていました。

アラハバキは東北の古い神様です。

この神様は艮(東北)の金神でもあります。
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桓武天皇が

これまで誰も見向きもしなかった

東北の地を欲しがったのは、

黄金の豊富な土地だったからです。

桓武天皇は大仏建立のための

黄金を必要としていたのです。

黄金の眠る金山は

アラハバキ神の御神体でした。

アテルイは日高見国のリーダーとして

御神体と民を守るために戦ったのです。

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『もののけ姫』パンフレットより

桓武天皇は20年以上も

蝦夷討伐が実現敵わないことに

いら立ちを感じていました。

長きに渡る戦は多くの人民を疲弊させ

財政をも圧迫させたため、

政治もうまくいきませんでした。



アテルイはその強さゆえに

鬼と恐れられ

朝廷軍と20年間も戦い続けましたが、

長い戦に終止符を打つべく

悪役を買って出ました。

誰にも悟られないように・・・。

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アテルイとモレの塚(筆者撮影)


共に戦った族長たちの罪を

自分ひとりが背負えば、

他の族長たちの命を救うことができる。

20年以上の戦いを終わらせ、

子孫を戦いから解放することが

リーダーの最後の仕事。


アテルイは

桓武天皇に自らの首を差し出して

東北の地を譲ったのです。

だからアテルイは敗北したのではなく

命と引き換えに

東北の誇りを守り抜いたのです。

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アテルイとモレの塚(筆者撮影)

20年以上も民から信頼され続けたのは、

アテルイには私利私欲がなかったからです。

ただただ、故郷と民を守る。

そのためならば

いのちを捧げることさえできたのです。

アテルイは最初から最期まで

見事にあっぱれだったのです。

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アテルイとモレの塚(筆者撮影)


ここは東北から遠く離れた河内。

河内はアテルイの先祖ナガスネヒコの

もともとの本拠地でした。

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ナガスネヒコ本拠の碑(筆者撮影)


ナガスネヒコが国造りした

ひのもとの国(日下国)から逃れ、

東北を日高見の国(日上国)として

ふたたび国造りしたのです。

ひのもとの国が東へ流れたので、

東日流(つがる)と

呼ばれるようになったのです。
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鬼門封じの片埜(かたの)神社のすぐ隣に

アテルイとモレの首塚があります。

ここは昔から祟りがあると

恐れられてきましたが、

何度訪れても子どもたちは

この塚の周りで遊んでいます。

わたしには、

アテルイほどやさしくて勇気ある人は

いないと感じてならないのです。

だからここに来るとなぜか温かく感じるのです。

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アテルイとモレの塚(筆者撮影)


「女たちや子供らを守るためならばこの命、

よろこんで差し出そう。

我の命で

日高見の民らの命と暮らしが

守れるのならば

死すことなどたやすいこと。

だが、帝は約束してほしい。

戦を強いる世を繰り返さぬことを。

皆が平和で暮らせる世を

実現してくださることを」

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アテルイとモレの塚(筆者撮影)

坂上田村麻呂は、

ライバル阿弖流為の助命を

桓武天皇に強く懇願しました。

この戦の不条理さを

誰よりも感じていた坂上田村麻呂は、

アテルイたちが鬼などではなく

同じ人間であり、平和を愛し

民を大事にする者たちであることを

いちばんよく知っていたからです。

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『アテルイ平安朝廷とたたかった東北の英雄』


しかし公卿たちは

その願いを聞き入れませんでした。

『日本紀略』には

このような記述があります。


「野獣の心を持つ者は

いつ背くか分からない。

殺してしまえ」

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『小河ドラマ 楠木正成』より


桓武天皇がアテルイを滅ぼしたのは、

アテルイが

もう一つの正統なるスメラミコトの

血脈を受け継いだ系譜だったからです。

つまりこの国は、

日本の天皇と

日高見国のスメラミコトが

存在していたということなのです。

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日本は、ことに朝廷は古来より、

もともといた土着の人々を

鬼として追いやってきました。

鬼伝説は『風土記』に残されていますが、

記紀神話でも神武天皇が

土着の豪族を滅ぼすことによって

大和平定が実現したということが記されています。

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平安神宮(筆者撮影)


神武東征以来、

ニギハヤヒ命と神武天皇の交代があってから

戦の絶えない歴史を繰り返してきました。

わたしは

歴史の教科書にはないことを発見しました。

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『アテルイ平安朝廷とたたかった東北の英雄』

それは、いつの時代の戦も、

必ず神と神の戦いが

背後にあったということ。

武将は必ず神様を祀っています。

神のご加護を戴いての戦。

それは元をただせば、

神(システム)の対立。

国盗りの神と国造りの神。


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平安神宮(筆者撮影)

アテルイと桓武天皇の戦は、

アテルイが譲った形で

桓武天皇が勝利しました。

ナガスネヒコと神武天皇の戦と

同じ結末です。
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日本人はいつだって、

同じ結末を繰り返してきたのです。

それはなぜか?

この国の神話には

「五度の岩戸閉め」が

プログラミングされている。

その一つである「神武東征」が

我が国の戦の型になっているから。

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平安神宮(筆者撮影)

そして、

日本は世界のひな型であり、

地球は宇宙のひな型として

銀河レベルの和合を図るために

つくられたから星だから。

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即位礼正殿の儀

令和の御代は宇宙の計画の完成であり

はじまりでもあります。

それは

国と人を「統合」する御代だからです。

現在の文明のテーマである

統合が完結であり、

統合した新たな世がはじまるのです。

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そのためにまず個人が実践することは、

自分の中の戦を止めること。

自分自身が和合できれば、

対極の存在とも和合することができる。

それはミクロからマクロまでいきわたる

進化への道の第一歩なのです。



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

日本人の目覚めと統合のためにブログを書いています。

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日本の復興は安倍首相と新天皇にかかっている。

神々の和合。そして新たなる国造りへと。

日本は神々と表と裏の天皇に守られている神の国


Commented at 2019-10-26 02:43
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Commented at 2019-10-26 10:01
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Commented at 2019-10-30 11:16 x
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Commented at 2019-10-31 11:38
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by new-jomon | 2019-10-25 00:10 | 日本の歴史を蘇らせる | Comments(4)

新時代に必要なしくみを開示し、次世代型のモノを生み出し広めていきます。


by そま
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